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6月, 2021の投稿を表示しています

新社長

昔の職場から届いたレターに「日立の新社長は当研究所出身」という記述があり、本当なら研究所出身者が社長になるのは初めてなので、少し調べてみました。 中西さん(会長)はリンパ腫が再々発したため経団連会長と同時に日立の会長も辞しましたが、これは血液のガンなのでもうあまり長くなさそうです。 そして、これが原因して玉突き人事が行われ、社長の東原さんが会長になり、その後任に小島啓二さんが社長に選出されたのだそうですが、この人が私の在職していた研究所にいたというわけです。 しかし、全然記憶にありません。 詳しく調べてみたら、この人は私より十歳若く、入社時は別の研究所に所属し、その後アメリカのスタートアップの立ち上げに奔走したりして経験を積み、それから横滑りして研究所の部長になり、四年ほどで転出して事業部、中央研究所長、日立研究所長と研究トップを転々し、その後役員になったという経歴の持ち主でした。 研究所の部長になったときには私はもう事業部に出ていましたので、面識がないのも当然です。 日立にはかつて研究所がたくさんあり、中央研究所は伊勢神宮、日立研究所は鹿島神宮みたいな権威ある研究所ですが、私のいたのは地方の神社みたいなところで(笑)、今はもうありません。 小島さんが研究所を点々としていたのは、これらの再編に携わっていたためであり、組織図を見るともはや研究所という「聖域」は存在していません。 OBに配られる社内報にはこのような変革の内容が時々掲載されていましたが、こうして改めて眺めて見ると変化の激しさに驚きます。 もし私がまだ在籍していたら、この「改革」には大きな抵抗感を感じたかもしれません。 で、どうして小島さんが社長に推挙されたのかというと、日立のこれからの事業の方向が彼の推進してきた「ルマーダ」というビジネスモデルにあるから、だそうです。 実は彼が社長になるという情報が入る少し前に、日立のあるOBから、君はルマーダをどう思うかという質問メールをいただき、私の抱いていたややネガティブな感想を述べさせていただきましたが、社長人事を聞いてこういうことだったのかと思いました。 私が昔在籍していた職場では、本社の定例会議から戻った所長が(階層構造の組織を使って)その報告をしたものですが、いつも「Uを3%以上にせよ」という話を聞かされたものです。 Uというのは売上高利益率のことで、当時の...

隠れ家

写真を整理していたら、マロンが出てきました。 マロンというのはワンちゃんの名前で、モコモコしたマルチーズだったと思います。 麻布十番の小さなお好み焼屋さんの座敷犬でした。 この店はNちゃんという若い女性が一人で切り盛りしていて、可愛くて男好きのするタイプだったので夕刻になるとファンのお客でいっぱいでした。 私は会社帰りによく立ち寄ったのですが、行くとすぐ電話である女性を呼んでくれるので困りました。この女性は私にこの店を紹介してくれた人で、麻布十番に住んでいてNちゃんの親友みたいな人ですが、私といい関係にあると邪推して呼び出すのです。 一度建築家の友人を連れて行ったことがありますが、その時にも彼女が登場し、後で友人に大いに冷やかされて弱りました。 ですが、私はいつもはそこでただビールを飲み、お好み焼を食べ、そしてマロンを撫でて過ごしていただけです。黙っていると、ちょっとした小料理をサービスしてくれることもありましたが、普段は私が話しかけない限り放っておかれました。 その「注意深く放置されている」感じがとても心地よかったのです。 Nちゃんも「親友の彼(笑)」ということで、私には特別親切にしてくれたみたいで、本当に居心地の良い隠れ家でした。 Nちゃんはバツイチで、小学生の女の子があり、Aちゃんというその子は時々店にやってきてお手伝いをしたりしていました。私はNちゃんに頼まれて、店でAちゃんの勉強(算数)を見てあげたことも何度かあり、楽しい記憶として残っています。 リタイアしてから足が遠のきましたが、今思い返すとあの隠れ家は不思議な世界でした。 元気にやっているといいのですが、コロナで店は閉めてしまったかもなぁ・・・。

最近買った本

少し前のことですが、たまたま立ち寄った本屋で『ヤバい集中力』というタイトルの本を目にし、パラパラとめくってみたところ面白そうだったので買ってみました。 私はいつも自分には集中力が足りないと思っていたので、このタイトルはまさに図星でした。 本には、世の中にはものすごい「ハイパフォーマー」がいて、彼らの生産性は普通人の400%に達するという研究結果が紹介されていました。 その半分は(残念ながら)遺伝的要因で説明されるのですが、残りの半分は後天的要因であり、脳の働き方を理解すれば変えることができるそうです。この本には、その夢のような研究成果が紹介されており、著者は数千件の研究論文をスキャンして最新の知見をまとめたと記していました。 そして最近、また本屋さんに立ち寄った時、今度は『死ぬまで若いは武器になる 不老長寿メソッド』という本を見つけ、これも面白そうだったので買ってしまいました。 冒頭、イタリアのサルディーニャ島が"超長寿エリア"として有名であることと、ボリビアに住む旧石器時代と同じ生活をしているチマネ族には高齢者でも循環系の病気や異常がゼロであることが紹介されていました。 そして、彼らのライフスタイルからアンチエイジングのヒントが得られることが述べられ、厳選された3,000件の抗老化の文献を精査して本書を執筆したと書かれていました。 こちらは今日読み終わりましたが、この二著はどこか書き方が似ていると思いました。 最初に「すごい人たち」が紹介され、続いてその秘密が数千件の研究論文をスキャンすることで明らかになったと述べられ、それから読みやすいスタイル(太字、マーカー、イラスト、まとめ)で調査結果が系統立てて記されています。 そこで初めて著者のフロフィールを見てびっくり。 両方とも同じ人が書いた本だったのです。 1976年生まれで、慶応のSFCを卒業した「サイエンスライター」で 10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける とありました。 SFCかぁ、チャラいなぁと思いつつ(笑)、とりあえず恐れ入りました。 『不老長寿メソッド』の方ですが、大筋は私のお薦めしているメソッドと大差ありませんでした。ということは、最新の研究レベルで認められているものと同等というこ...

玉音放送

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またコロナの新規感染者数が首都圏で上向いてきました。 都内などでは、最も危険とされている「インド改(デルタ型変異株)」のクラスターが出現したし、ワクチン接種が済んだ身としても依然用心し続ける必要がありそうです。 イスラエルは、このタイプに接触したならワクチン接種済みでも隔離対象にするそうです。 それくらいやばいということ。 この状況を見るに見かねてか、天皇陛下がオリンピック開催について苦言を呈されたのが話題となっています。 Twitterでは「玉音放送」というハッシュタグが大賑わいだとか。 開催に向けて狂気の進軍をしている大本営(と太鼓持ちメディア)を止めるのは、もう玉音放送しかないという気分でしょうか。 これに対し、加藤官房長官が「"拝察"と言っているから、陛下のお言葉ではなく宮内庁長官が自分の考えを述べただけ」と否定したそうですが、じゃあ陛下に直接(政治的発言を)喋らせろということかい? 官房長官は昔なら「逆賊」です。 (追記) 天皇のこのご発言は、菅総理が上奏したすぐ後に出されたもの。いかに菅総理が頼りないかということの証明でもある。それを真摯に受け止めない菅、丸川も逆賊。 昨日は私がカレーを作り、たくさん食べたので、今日ジムで体重を測ったら少し増えていました(笑)。

久しぶりのノルディックウォーキング

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晴れたので、久しぶりに港北ニュータウンをノルディックウォーキングしてきました。 しかし、湿度が高く蒸し蒸しして、絶え間なく水分を補給しながらの歩行となりました。 11.5km、2時間28分、17,000歩のウォーキングでした。 このトレーニング効果は有酸素運動としては3.7ポイント、無酸素運動としてはオーバーリーチの5.0ポイントでした。 無酸素運動効果が高いのは、坂道で息が荒くなった(心拍数158)ためと思われます。 歩いているときはそれほどとは思いませんでしたが、帰宅したら体の芯が熱を持っているような感じでだるく、少し昼寝をしました。 久しぶりだったので、こたえたのかもしれません。 これから雨が続くので、頑張って歩いてよかったように思います。

車検見積もり/トースターの大掃除

今日は雨の中、ディーラーに行って車検費用の見積もりをしてもらいました。 40分ほどの作業で、車検を通すために交換が必要なパーツを洗い出し、さまざまなオプションをお客に提示して追加作業も見積もり、最終的に必要な金額を正確に算出してくれます。 向こうはこうすることで自社で車検を受けてもらえるので、見積もり作業は無料です。 このところ点検に出すと、毎回バッテリーがダメだから交換するように言われますが、断り続けてもう二年になります。一度でも怪しいと思われる挙動が現れたら交換してもらうつもりですが、毎日快適に動作するのに交換するのは抵抗があります。 突然ドアが開かなくなったりすると脅されているのですが、本当かなぁと半信半疑のまま今日に至っています。 帰宅して、古いほうのトースターを大掃除しました。 実は息子がバルミューダトースターをプレゼントしてくれたとき、こちらは捨てるつもりでしたが、お餅を焼いたりするときにバルミューダは使いたくないので、残しています。 家族はいつかこちらの古いトースターを「使いやすい方」と呼ぶようになりました(笑)。 もち焼き以外に、惣菜を温めたりにも使います。要するにパンはバルミューダで、それ以外は「使いやすい方」の出番ということになります。 「使いやすい方」は雑に使うので、汚れがこびりついていて掃除は大変でした。 奥の方は手が届かないので隅々まで綺麗にはできませんでしたが、以前と比べれば見違えるように美しく変身しました。 でも、ディーラーとトースターで疲れ果て、その後しばらく爆睡しました。

飼い主に似てきた?

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はっきりしない空模様でしたが、猫を散歩に連れ出しました。 最近クーちゃんは外に出たがらず、今日はまずチャーちゃんを連れて出ました。 チャーちゃんも以前のように動き回らず、じっとしていることが多いので、体重は増える一方です。 顔立ちはこうして見るとまだシャープですが 横から見るとお腹がだらしなくはみ出ています(笑)。 飼い主に似ると言われているので、そちらも心配です(笑)。

ワクチン接種二回目の翌日

副反応を気にしながらも、昨夜は8時間近くぐっすり眠ることができました。 睡眠パターンもまあまあ。 起きてすぐ体温を測りましたが、平熱でした。 注射した部位は全く違和感がなく、むしろ1回目の時の方が悪かった印象です。 よく寝られたせいか倦怠感もなく、頭痛もありません。 ただ、右肩関節に筋肉痛がありましたが、こちらは注射した方ではないので副反応とは無関係と判断しました。多分、昨日家まで一時間かけて歩いた時、トートバッグをこちらの肩にかけていたせいではないかと思いますが、それくらいで肩が痛むとはちょっと不思議な気もします。 というわけで、朝の状態はほとんど異常なしでした。 その後、お昼過ぎに眠気に襲われ、横になったらそのまま二時間近く寝てしまいました。眠気に襲われるのはよくあることですが、寝が足りているのにこんなに長時間寝てしまうのは普通ではありません。 副反応の一つに倦怠感というのがあるので、これだったかもしれませんが、いつも倦怠感のある私ですから果たしてどうだか(笑)。 目覚めたら少し熱っぽい感じがして、体もだるかったので、早速熱を測ったのですが平熱でした。 注射した部位に触れてみたら、押すと少し痛みがありました。でも、前回ほどではありません。 結局、午後も目立った異常は観察されませんでした。 軽い倦怠感と(ひょっとしたら)肩の筋肉痛、これらが可能性としての私の副反応の全てのようです。 【追記】 米国でナースをしている若い女性の手記を一部転載します。 このくらいの反応が出るかと覚悟していました。 【Day 1】 午前11時 2回目のワクチンを左腕に接種。今夜はゆっくりしようと思い、夕食のデリバリーを注文する。 午後2時 左腕のほかに、なぜか左耳が痛くなる。軽い中耳炎のような感覚。 午後6時 帰宅し、夕食。何となくだるい。 午後7時 寒気がしてきた。息子に見せるようにテレビで映画を再生し始めて、私は布団に入る。 午後9時 熱っぽく、寒気がひどい。息子を寝かしつける(添い寝)。フリースの靴下、パジャマの上にフリースのジャケットを着て、その上に電気毛布をかけて、私も寝る。 午後11時半 4度も目が覚めて、とうとう初めて体温を測る。非接触の体温計で36.1℃と出た。とても納得できずに経口の体温計で測り直すと、36.9℃だった。体のだるさは、38℃もありそうな感覚である。眠れな...

ワクチン接種二回目

二回目の接種が無事に終わりました。 今回も注射時の痛みはなく、アナフィラキシーショックもありませんでした。 ネットを見ると、いわゆる副作用は二回目の方が激しいらしく、頭痛や発熱、倦怠感、筋肉痛などが報告されています。ワクチンを打った方の腕が上がらないほど痛い人もいるようですが、それでも三、四日もすれば収まるようです。 さあ、明日はどうなるでしょう。 終わってから、向かいのビルにあるモンベルに立ち寄り、熊鈴を買いました。 私の持っていた熊鈴は納戸の中で行方不明となり(笑)、仕方なく二つ目を買ったのですが、以前持っていたものは鈴というより鐘の音(ガランガラン)がしたので、今度はチリンチリンという鈴の音がするものにし、さらに必要な時以外は鳴らないようにできるロック付きのものにしました。 本当は山の中でこれを鳴らしたくはないのですが、予期せぬ遭遇を避けるためには仕方ないです。 帰りは自宅まで5km強を歩きました。 接種当日は激しい運動は控えるよう注意がありましたが、歩くならいいかなと思いました。 ウレタンマスクで歩きましたが、全然息苦しくなく、楽ちんでした。 明日と明後日は大事をとって休養日とします。 何事もなければ、いよいよどこかのお山に登ってこようと思いながら天気予報を見ています。

暑い季節のマスクはやっぱりコレ

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いよいよ明日は2回目のワクチン接種で、その後二週間たった6月25日には免疫は完璧(95%)になると言われています。そうなれば、米CDCによれば、マスクは外しても良いとか。 しかし、そうなっても私は三密を避ける生活をやめるつもりはなく、マスクもしばらくは常用する気でいます。私のワクチン接種を知らない人に不安を与えたくないですし。 ただ、この暑さで不織布マスクがつらくなってきました。 特にジムでの着用は運動に見合った呼吸ができず、苦しくなったら鼻マスクにしてしのいでいます。昨日のジムでも途中からそうしましたし、そういう人も時々見かけます。 そこでウイルスをブロックしないと一時悪評がたったウレタンマスクをゲットしました。 悪評がたったせいか、薬局やスーパーにはウレタンマスクが置いてないところが多く、ネットで買いました。 一番評判の良い日本製の「PITTAマスク」です。 ただし、変色するのでホワイトはやめた方が良いみたいです。ライトグレーを買いましたが、よほど近づいてみないとウレタンマスクとは分かりませんから、自粛警察に尋問される心配もありません(笑)。 安いし、ウレタン臭もなく、洗って何度も使えるし、この夏はPITTAで乗り切るつもりです。おすすめです。

JOCの経理部長の自殺

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JOCの経理部長が自殺した件、怪しさ満載です。 まず、大手メディアによる報道が極端に少ないです。 それどころか、KBC九州朝日放送では、そのニュースを始めた直後に「緊急停止」。 アナウンサーが「東京オリンピック直前一体何があったんでしょうか。JOCの幹部が・・・」とコメントし始めたとき、急に慌てながら「失礼しました。改めまして次のニュースをお伝え致します」と訂正し、なんとゾウの事故のニュースに変更されました。 明らかに報道規制が行われていると思います。 さらに、遺書がないのに警察は早々と自殺と断定しましたが、ロイターやCNBC、ニューズウィークなどの海外メディアはJOC幹部が死亡した際の詳細は不明だと報じています。 中延駅は私も何度か利用しましたが、東急線にはあるホームドアは浅草線には設置されておらず、ホームにいる利用者が接近してくる電車に注意を向けている瞬間なら、何が起きてもおかしくないです。 目撃者がいれば別ですが。 経理部長つまり会計の責任者ですから、この人は金の動きを全て知っていたはずで、五輪開催の為に賄賂を配った件で裁判所の呼び出しから逃げ続けているJOC元会長の竹田恆和や、使途不明金が流れたとされる電通や森喜朗が代表理事の嘉納治五郎センターなどは、不謹慎な言い方ですが、そういう人物が亡くなったことで胸を撫で下ろしているのではないかと邪推したくなります。 死人に口なし。 AさんはJOCで長く竹田氏に仕えていたので、何かと気苦労も多かったようです。招致委の活動にJOCも関わっており、A氏も裏方として動いていたんじゃないかと言われている。日本レスリング連盟の不明朗会計問題などJOC傘下の競技団体が、不透明な金銭のやりとりを指摘されることは、珍しいことではない。そのたびにA氏は事態の収拾に当たっており、内情を知りすぎる立場にあった。堅実な仕事ぶりで信頼が厚かっただけに一体、何があったのでしょうか? 残念でなりません」(JOC関係者) AERA dot. 6/8(火) 11:00配信 ところが、JOCの山下会長や職員は「実名報道するとは何事か、あの報道は絶対に許されない」と激怒しているそうです。 いつもの論点逸らし。 問題はそこではないでしょう。 日本はここまで壊れてしまったんだと暗澹たる思いでこのニュースを見ています。

インプラント治療ひとまず終了

歯科に行き、インプラントの人工歯を入れてもらいました。 これで半年以上かかった治療も終わりました・・・と言いたいのですが、なんだか違和感があります。 別の歯が二箇所、欠けているそうで、その治療と合わせてまだもう少しかかりそうです。 歳をとるといろいろ不調に見舞われるとは思っていましたが、まさか歯でこれほど苦労するとは想定外でした。 目も白内障がどんどん進んでいるようだし、目、歯、◯◯(笑)とはよく言ったものです。 残りの歯を失わないよう、頑張らなくっちゃ。 今週は金曜日に2回目のワクチン接種があります。 これが終わったら、どこかにテント泊登山に行きたいなぁ。 ストレスだいぶ溜まっているので。

ノースライト(ドラマ)

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横山秀夫原作のドラマで、西島秀俊が主人公の建築家を演じています。 西島が「あなた自身が住みたいと思うような家を建ててください」と言う不思議な依頼に基づいて作った家は、書籍にも掲載されるような有名作となったが、ある日そこを訪れてみたら誰も住んだ形跡がなく、ただブルーノ・タウトの椅子が置かれているだけだった・・・と言うミステリー仕立てのヒューマンドラマ。 二時間という長尺ものですが、途中で見るのが苦痛になって弱りました。 そう、西島秀俊が例によって大根だからです。 他の出演者はそれなりの人を揃えているのに、彼一人で学芸会にしてしまっていました。 役者としてのセンスが全くないんですね。 顔がいいから女性のファンがそれなりにいるのでしょうが、もう勘弁してくれよ、です。 でも、宮沢りえを久しぶりに拝見し納得しました。 横山秀夫も私は好きではありません。 どこかあざといところがあります。 登場人物が結局は全て善人ばかりで、見ていてあくびが出てしまいました。 しかし、登場する信濃追分の別荘は、正面に浅間山がドーンと鎮座していて、それはそれは素晴らしい立地でした。 昔、建築家の友人が蓼科に別荘を建てたいというのでお付き合いして一緒に土地を見て回ったことがありますが、いくら豊かな自然があっても気に入らない様子です。なぜダメなのか聞いたら  「高原の別荘というものは、目の前に風景がドーンと広がっていなければ意味がない」 というようなことを言ったのを覚えています。 なるほど、こういう場所なら彼も気に入っただろうなぁと思いました。

大坂なおみ選手/「めまい」

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うつ病を告白されましたね。 驚きました。 そして、高額の罰金を課されるなど、暖かいとは言えない運営側の対応に心が痛みます。 テニスはもとは白人の世界。 でも、それはグラフまでであり、ウイリアムズ姉妹が女子テニス界を席巻して以来、有色人種の活躍に対する反発もかなりあったようです。 さらに、大坂選手は「物言うアスリート」として、特に煙たがられていた面もあったのではないかと想像します。 今回の出来事の背景には、性差別と人種差別があるのは確かでしょうが、この自分の意見を大胆に発信する姿勢を苦々しく思う勢力もあるでしょうね。 ネット時代・・・難しい生き方を迫られる時代と思います。 録画しておいたヒッチコックの「めまい」を観ました。 昔観たはずなのに、全然覚えていないことがショックでした(笑)。 そもそも、昔観た・・・と言う記憶自体が間違っているのかも(爆)。 物語は高所恐怖症でそれが災いして同僚を死なせてしまった元警官が、友人(経営者)からその妻を見張るよう依頼されるところから始まります。 彼女は、昔当地(サンフランシスコ)で悲劇的な死を迎えたある女性に取り憑かれ、強い自殺願望があるので目が離せないと言うのですが、ある日、元警官の追跡を振り切って古い教会の尖塔に登り、そこから飛び降りて死んでしまいます。 元警官の主人公が高所恐怖症で尖塔では後を追えないために起きた事件でした。 裁判が開かれ、元警官に罪はないとされるのですが・・・。 この後はネタバレになるので紹介しませんが、思いも掛けないどんでん返しが待っています。 とはいえ、昔のミステリー映画は現代のものに比べるとわかりやすいというか、単純というか、のどかな時代だったんだなあと思いました。 主演の元警官はジェームス・スチュアート、友人の妻はキム・ノヴァクが演じていましたが、ジェームス・スチュアートの目が青いことと、キム・ノヴァクが妖しい美しさを醸し出していたことが印象的でした。 観ていたら、昔よく行ったサンフランシスコが懐かしくなりました。 今日もジムに行ってきました。 誰とも会話せず、黙々と。